赤ちゃんに授乳を拒否されてお悩みではありませんか?
調べるとどうやら「乳頭混乱」になると拒否されるそうですが、私の場合は完全母乳だったので違うようでした。
今回の記事では、生後2ヶ月から授乳拒否し始めた息子の過程と試行錯誤して飲めるようになった克服法をまとめました。
・一般的に言われている【赤ちゃんが母乳を拒否する原因と対策】
・私が実際に試して効果のあった授乳拒否の対策法
など実際に私が体験した事をご紹介します。
赤ちゃんに授乳拒否されてしまうと、赤ちゃんに自分の存在まで拒否されたような感覚になって辛くなる時期もありました。
授乳の時間が近づくだけで憂鬱になったり、何も悪くない赤ちゃんに対してもイライラしてしまう事もあったり。
私と同じように授乳(母乳)を拒否されてお悩みの方への参考になれば幸いです。
生後2ヶ月から授乳を拒否し始めた経緯
私の場合、生後二か月までは体重も身長もすくすく育っていた息子ですが、もうすぐ生後3ヶ月になるという所で体重がほぼ増えなくなってしまう時期がありました。
期間でいうと一か月半丸々体重の増加はなし。(5.5kgを頑なに維持…)
そして授乳拒否され始めたのが生後3ヶ月に入る少し前です。
・飲ませようとすると反って全力で嫌がる、顏もそらす。
・横抱きするだけで泣いて嫌がる。
・深夜または寝起きで目が覚めていない時は嫌がらず飲む。

飲ませなければ栄養不足で死んでしまうんではないか…
と、当時の私は精神的に追い詰められてました。
赤ちゃんの授乳拒否と体重が増えない!小児科医に相談した時のアドバイスとは?
はじめに体重が増えなくなって3週間くらい経った頃、ちょうど3ヶ月検診があったので小児科で相談してみました。

子供の体重が3週間ほど増えていないので心配なのですが…

おしっこが出てて元気なら、成長曲線内には入っているし気にしなくていいよ。
体重増えない時期もあるから~
…と軽く言われて終わりました…
今思うと「そんな時期もあるよね」と考えられますが、毎日悩んでいたので何の解決方法も提示されずショックでした。
・毎日のおしっこの量が減っていない
・元気がある
・成長曲線内にある
よく言われている【赤ちゃんが母乳を拒否する時の原因・対策方法】
まず、よく言われている一般的な「母乳拒否」「授乳拒否」の原因と対策についてご紹介します。
赤ちゃんが【母乳・授乳を拒否する原因】で考えられるもの
✓母乳の味が前と違う
✓母乳の量が思ったよりも出ていない
✓おしゃぶり、母乳とミルクの混合から乳頭混乱
※乳頭混乱:哺乳瓶でミルクを飲む方が楽に飲めてしまうので母乳を飲まなくなるという現象
✓授乳中にスマホなど、ママと目が合わず寂しい?
✓授乳されている時の体勢が落ち着かない
✓授乳中音が気になったり、光が気になったり環境が落ち着かない

目が合わず寂しい…って赤ちゃんは目の前の乳しか視界に入らないんじゃないか?
と疑問に思う内容もありましたが一応記載しておきます。
【それぞれの対策法】
✓母乳の味
母親の生理再開でホルモンのバランスが変わって味も変化した?
乳腺炎になりかけていたり、一部の乳管が詰まっていることで味が変わる場合があります。
生理再開の場合は特に対策できることがなく、慣れてもらうしかありませんが、乳腺炎にになりかけていたり詰まっている場合は母乳外来などで絞ってもらって解消すると良いです。
✓母乳の量
足りなかったり、勢いが強くて飲みにくかったりが原因の場合です。
もしどのくらい母乳を飲めているのか分からない時は、スケールで計ると分かりやすいです。母乳外来で相談してみるのも安心です。
✓乳頭混乱
哺乳瓶でミルクを飲む方が楽に飲めてしまい、力のいる母乳を拒否してしまうというのが原因で拒否される現象です。
授乳の時に乳頭保護器を使って咥えやすくしたり、吸う力がある程度必要な哺乳瓶に変えてみるのも一つの方法です。
吸う力をコントロールした哺乳瓶で有名なのが「母乳実感」という商品。
乳頭混乱を起こしている場合はおススメです。
✓目線が合わなくて寂しい
試しに目線を合わせてみても良いかもしれませんが…
私は角度的に難しかったしこの噂は本当か疑問です。。
✓周りの環境
テレビの光や音もですが、成長して器官が発達してくると周りに興味がでて飲まない場合があります。
静かで暗めの部屋で落ち着いた環境で授乳すると良いかもしれません。
私の場合…完全母乳で乳頭混乱が原因でなかった
生理も再開していなかったし特別食事の内容も変えた記憶もないので母乳の味は変わってないのかな・・・と思います。
量も少ないことはなく、むしろ出るほうだったので張っている時は少し絞ってから飲ませたりしましたが変わらず・・・
乳頭混乱も基本的に母乳しか与えていなかったので考えられません。
最後の周りの環境ですが、確かに生後3ヶ月頃から周りにも興味が出てきたように感じたので気になったのが原因かも?

しかし環境のせいかと思って、すぐに暗い静かな部屋で授乳してみましたが…
変わらず拒否されました チ───(´-ω-`)───ン
何をやっても拒否!試行錯誤の末母乳を飲んでくれた克服方法4つ
上でご紹介した、一般的に言われている授乳拒否の原因である「母乳の味・量・乳頭混乱・環境」を全部試してみましたが全滅でした。

幸い寝ぼけている時は飲んでくれていたので体重は減りはしませんでしたが、全く増えていないし心配・・・。
なんとか飲んでくれないかと授乳する体勢を変えたり色々と試行錯誤を繰り返すとある方法を発見!
授乳拒否を克服したポイントは4つ
私の場合、

授乳のスタイルだった横抱っこしただけでのけ反って嫌がっていたので、授乳を嫌がるのは癖になっているのかな…
と感じて以下の4つのポイントを徹底すると、徐々に拒否されなくなりました。
≪授乳拒否克服ポイント≫
➊無理やり飲ませない
❷その時母乳の飲みが悪くても、次のタイミングまでしっかり時間を空ける(頻回授乳をしない)
❸飲まない時はなるべく気楽に考え、夜の寝ぼけていて比較的飲んでくれる時にしっかり飲ませる
➍授乳の間隔が4時間以上(当時生後3ヶ月)空いて脱水が気になる時は、歩きながら横抱っこで飲ませる←効果絶大
特に意識したのは授乳拒否という癖(習慣)をなくすこと。
赤ちゃんが「授乳=嫌がる」という行動を取りそうになったら次の機会を待つ。
そしてどうしても拒否が続いて時間が空いてしまうなら、
『秘技!歩きながら横抱っこ授乳!』
↑これです。
なぜか歩きながら授乳すると、日中でも飲んでくれることを発見しました。

寝かしつけの時と同じで落ち着くからなのかな?
それとも輸送本能が関係しているのかも!?
立ち歩き授乳を繰り返していくと1週間前間後には、日中でもかなりの確率で飲んでくれるようになっていきましたよ。
また歩きながら授乳すると腕に負担がかかるので、家用の抱っこ紐は重宝しました。
簡易型のクロス抱っこ紐について詳しく知りたい時はこちらの記事もあります。↓↓

どうして授乳拒否するようになったのか…克服後の振り返り
以前の私は授乳を拒否されたり、少ししか飲めなかった時は30分程時間を空けてすぐ飲ませていました。

体重増えてない(>_<;)
大体3時間ごとに飲ませなきゃいけないのに…
脱水起こしたらどうしよう・・・
など初めの育児で正直全く余裕がなかったので、「育児書通りにしなければいけない」と思い込んでいましたが・・・
でもよく考えると
毎回同じ量だけ飲むなんて機械じゃないんだから普通ですよね…
もしかしたら子供はこう思っていたかもしれません。

さっきいっぱい飲んだからまだお腹減ってないよ!
今は飲むよりもまだ遊びたい気分なのに。
時間だからって飲ませようとするのは分かるけど、かあちゃんの気迫が怖いよ!
もう飲むのいやだよ~!
ごめんよ、息子…
克服した後も時々拒否はされましたが、立ちながら授乳で乗り切り最初の様に授乳拒否が癖になる事は無かったので安心しました。ε-(´∀`;)ホッ
あなたも同じ様に授乳を拒否されたら、立ったまま横抱っこで歩きながら授乳をすると飲んでくれるかもしれないので1度お試し下さいね。
授乳拒否の克服に至るまでのまとめ
今回は私が試して克服に至った、授乳拒否の改善方法をお伝えしました。
周りで授乳拒否されるようになったお友達の話を聞くと、同じように生後2~4か月から母乳を嫌がる話も聞きました。
この頃から視力も聴力もぐんぐん成長して周りに興味も出始める時期なので、もしかしたら関係あるかも。
私の場合は完全母乳で体重は減っていなかったので自力で色々試してみましたが、もし混合の場合でミルクも飲めるなら栄養満点のミルクを頼っても全く問題ありません。
また、あなたのお子さんの体重が減ってきたり、おしっこの回数が少ない時はなにか違う原因の可能性もあります。
まずは信頼できる産婦人科、小児科や母乳外来、市の相談窓口などでも
相談して下さいね。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
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